今までは無かった白髪を見つけるとショックですよね。
しかし白髪が数本あるくらいでも、全体を染めるべきなのか、迷いどころ。
また増えるかもしれないし、髪も傷みます。
ということでベストなケアをするべく、いつから、どんな白髪染めを使った方がいいのか。
白髪と白髪染めについて徹底的に調べました。
このページでわかること
白髪が生える男女別の平均年齢は?
白髪が生える平均年齢はいつからでしょうか。
実は、白髪が生える平均年齢は男女ともにそれほど変わりはないです。
白髪の生え初めの平均は、概ね35歳前後。
男性の方が僅かに早く、34才、女性が35才というデータもあります。
…とはいえ、これはあくまで平均年齢。
20代前半で白髪が出始めた人や、還暦を過ぎても一本たりとも白髪のない黒髪を保持している人もいるので個人差は相当あります。
白髪は、ストレスや加齢のほか、栄養不足でも生えます。
女性の場合、特にホルモンバランスの乱れから白髪が出やすいのです。
ホルモンバランスは自分じゃどうしようもないけど、規則正しい食生活を送ったり、ストレスをためすぎないようにするのが大切。
あまりに急激に白髪が生えた時は、亜鉛や鉄が多い、髪に良い食事や生活習慣に気を使った方が良いです。
白髪が生えたらショックだけど、30代半ばになったら、「そろそろ生えはじめてもおかしくないなー」と心の準備をしても良いかもしれませんね。
白髪染めを使うタイミングはいつから?
白髪を見つけても、すぐに白髪染めを手に取るのは少々抵抗がありますよね。
しかし、いずれは染める時期が来ると思います。
でも、その染める時期というのはいつからなのでしょうか。
まず、数本の白髪が見つかる程度では、まだ全体染めする白髪染めを使わなくても問題ないと思います。
まばらに数本生えている程度なら、普通のヘアカラーで十分にフォローすることが出来るからです。
とはいえ、明るいカラーを選んだり、落ちやすい繊細なカラーリングをすると、白髪は浮いて見えやすくなってしまいます。
白髪を目立たせたくない場合は、暗めのブラウンなどダークトーンのカラーを選ぶと目立ちにくくなりますね。
まとまった白髪が出てきたら、全体染めのタイミングだと言えます。
白髪が目立たないうちはタッチペン式白髪染めがおすすめ
白髪は、染めれば万事解決ですが、白髪が目立つ前から白髪染めを使いたくない人はやっぱり抵抗感がありますよね。
そんな時は、白髪をピンポイントに染めることが出来るタッチペン式白髪染めがおすすめですよ。
タッチペン式の白髪染めは、先が筆やペンのようになっていて、インクのように白髪染め剤が出てきます。
そのため、まばらにある白髪をピンポイントに色をつけることが出来ます。
タッチペンタイプのメリットとしては、何といっても手軽な点ですよね。
タッチペンタイプの白髪染めは、たった数本の白髪でも、わざわざカラーリングしたり、全体染めをする必要がありません。
まばらな白髪でもいちいち全体染めをしていたら髪や頭皮が傷みます。
タッチペンで染めるのが白髪だけで済むなら、髪へのダメージは最小限で済みます。
白髪がちょっとだけ生えていて気になるなという人が、気づいたときにぱっと染めることが出来るので、初めての白髪染めとしてタッチペンはとても取り入れやすいアイテムですね。
白髪が多くなったら白髪染めを始めましょう
ですが、まとまった白髪が生えたり、白髪が多くなったら、通常のカラーリングではフォローしきれなくなってきますよね。
タッチペンや部分染めでもキレイに染めるのは難しくなってきますから、白髪が増えたら白髪染めを始めましょう。
様々なカラーがありますから、好みの色を見つけて楽しみましょう。
髪や頭皮への刺激や、白髪染めの成分が気になるという人は、カラー剤だけでなく、ヘアマニキュアやトリートメントタイプの白髪染めがおすすめです。
カラー剤よりは落ちやすかったり、色が入るまで時間がかかるので、白髪染めよりもマメにケアする必要があります。
特定の日にまでキレイに染めたいという人は、落ちやすさや色の入り方などの特性を掴むように前もって準備しましょう。
妊婦さんはいつから白髪染めしてもいい?
妊娠中はホルモンバランスが乱れて肌が敏感になるので、白髪染めはしないほうがいいと言われていますが、白髪が気になる人は、それでも白髪染めをしていいのか疑問ですよね。
できるだけ早く白髪を目立たせたくないと考えると思いますが、授乳中もホルモンバランスは乱れていますので、産後すぐというわけにもいかないのです。
白髪が目立ってきて困っているという場合は、トリートメントタイプの白髪染めなら肌に優しいので安心して使うことができます。
頭皮についても問題ありませんし、素手で使えるので使いやすいと評判です。
一般的な2剤の白髪染めでは、頭皮に刺激を感じたり、かぶれや湿疹ができてしまうことがありますので、基本的に妊娠中の人はNGとされています。
美容院で相談して、ノンジアミンやヘナの白髪染めをしてもらうということは可能だと思いますが、しかし、長時間同じ姿勢でいなければなりませんので、体に負担がかかってしまうことになります。
妊娠中は同じ姿勢でいるのもつらい時期がありますから、できれば白髪に関しては我慢したほうがいいでしょう。
白髪染めをすると胎児に悪影響?という疑問もあるんですが、胎児への直接的な影響はなくても、母体への負担はあるので、控えたほうがいいですね。
産後はいつから白髪染めをすることができる?
では、産後だったらいつからでも白髪染めしてもいいのでしょうか?
出産すると、また、おしゃれを楽しみたくなりますし、白髪があると老けた印象になりますので早く染めたいと考える方も多いと思います。
産後もホルモンバランスが乱れたままの状態で、肌が敏感であることに変わりはありませんので、低刺激の白髪染めを使って染めていただくということが重要になります。
もともと敏感肌の方は、刺激の弱いものを使って染めるということに慣れているので、どういうものがいいか理解している方も多いはずなんですが、どんなものが使われているかという点で疑問があるなら、素手で使えるシャンプーやトリートメントタイプの白髪染めを選んで使ってみるといいでしょう。
黒い髪を明るくすることはできませんが、白髪を染めることは可能です。
きれいに染めることができる脱色するタイプの白髪染めは、肌が強い方にもいい影響を与えませんので、使用する白髪染めの種類はよく選ぶようにしましょう。
妊娠中や産後は、肌が強い方も敏感になっているはずですから気をつけて下さい。